2014年3月30日日曜日

フィトテラピーで使用する品種は2種類あります。

アロマセラピーでもおなじみの植物です
ローマン種とジャーマン種があります

精油の場合、ローマン種は「心因性の症状」に、ジャーマン種は「器質的な原因での炎症」にという風に、使い分けられています。

ドライハーブは、ジャーマン種を使う事がほとんど。
ハーブティーも、もちろんジャーマン種です

ジャーマン種のハーブティーは甘みのある優しい香りと味で、お休み前のリラックスタイムに、副交感神経を亢進させる目的で用いたりします。
ミルクティーにしてもとっても美味しいですよね
お子様の腹痛のときにも、ピッタリのドリンクです

また、外用では昔から化粧水の材料としても整肌や保湿の目的で利用されています。

ローマン種は、ティーにはほとんど利用されません。
ちょっと苦みがあって、あまり美味しいとは言えないかも・・・

みなさま、もうお分かりですね



ジャーマンカモミール
Matricaria chamomilla
起立性の植物
キク科
使用部位 花
主な成分 フラボノイド、精油、粘液質など
安全性クラス1


ローマンカモミール
Anthemis nobilis
ほふく性の植物
キク科
使用部位 花
主な成分 フラボノイド、精油、粘液質など
安全性クラス1

ハーブを購入するときは、
○ 食品扱いものもかどうかを確認
○ 学名の確認
をきちんと行って下さいね

2014年3月27日木曜日

楽しんで頂ける講座を作りたい!

「広く浅く、所により深く。」
いつも私が、授業で言う台詞です

私の専門は「植物療法」ですが、その他にもマクロビオティック、ローフード、アユルヴェーダ、薬膳、スピリチュアルなど、専門ではないものの一般の方よりは勉強しているものがたくさんあります

そういったものを楽しく組み合わせ、生活にすぐに取り入れられる「ナチュラルライフの作り方」をお伝えしたくて、今日も試行錯誤です



医学の父ヒポクラテスも「身体を良くするのは野菜や果物などの植物性の食べ物だ」と言っています
皆様の健康生活のお手伝いに、ハーブとアロマの学校Dear Naturalの講座が少しでもお役に立てれば嬉しいです

最新の講座情報やお得なクーポンは、オフィシャルホームページをゆっくりとご覧下さいませ

2014年3月26日水曜日

中世ヨーロッパでは、香水のブレンドによく用いられていました。

使用部位は葉なのに、土っぽい香りがするエッセンシャルオイル。
甘さのある落ち着いた香りなので、メディテーションのときの芳香浴にオススメです
シソ科の植物です

また、2006年公開の映画「パフューム」にもその植物の名前はたびたび登場しています
ちなみにこの映画は、精油の精製法のひとつ「冷浸法」をしっかりと見る事が出来るので、いつも授業中にお伝えしているんです

ただ、サブタイトルが「ある人殺しの物語」です。
怖いのが苦手な方は、ご覧になるときはお気をつけ下さいね

このエッセンシャルオイル、このように「グラウディング」と「香水作りのベースノート」として用いるのがスタンダードで、お肌にはあまり積極的に用いません

なんだか分かりましたか



パチュリー
Pogostemon patchouli
シソ科
使用部位 葉
ベースノート
香水原料として使う事がほとんど。

色々なエッセンシャルオイルを組み合わせて、オリジナルの香水作りをする講座もやっています

朝活ミニレッスン
ハーブ魔女の談話室

ハーブとアロマの学校Dear Naturalにも、遊びにきて下さいね

2014年3月24日月曜日

ワールドカフェご報告。

先日、アバンティ主催のワールドカフェが開催されました



「いつか働きたいあなたへ。仕事の第一歩を見つけよう!」
という事で、結婚を機に退職された方や転職を考える方、引っ越しなどでこれから就職をお考えの方など、約20名ほどの方が参加されました

福岡県内でご活躍のパワフルウーマン6名がリソースパーソンとなり、皆様と一緒におしゃべりしました。
私もそこに、今回リソースパーソンとして参加させて頂いておりました

そもそもワールドカフェとは、いくつかの島に分かれてひとつのテーマに沿っておしゃべりし、時間の期限を決めて色々な島へお散歩に行きます

リソースパーソンはいつも定位置におり、最後にはまた、最初にいた島に戻ってくる。

「様々なリソースパーソンがいる島を渡り歩く、世界一周旅行」

そういった風に、ひとつのテーマに沿ってたくさんの方と気軽に話し、自分の答えを見つけ出す方式を「ワールドカフェ」というそう


たくさんの意見が出ました。
皆様それぞれ、自分なりの答えが見つかったかなぁ

「働くのかどうか」
という事にスポットを当てている方、

「どういう働き方にするか」
という風にお考えの方など、今のおかれた状況により様々だったように思います。

「何をさておき稼がないといけない」という時期は、がむしゃらに、「社会との関わりを持ちたい」という時期になったら、仕事に生き甲斐を見つける事を視野に入れ、それぞれの素敵な働き方が見つかる事をお祈りしています


私にとって仕事とは・・・「◯◯◯」。

たまにはきちんと向き合って、考えてみて下さいね。
そして、ご家族分の「未来の年表」を是非作ってみて下さい。

「好き」「出来る」「収入」

バランスよく仕事にしていきましょう

2014年3月21日金曜日

生命力あふれる緑は、造血の色。

花粉症をお持ちの方は、すでにくしゃみや鼻汁、目のかゆみなどに悩まされているかと思います

花粉症にせよアトピー性皮膚炎にせよ、いわゆるアレルギーには「体質改善」と「対処療法」の療法が必要ですよね

今日は「体質改善」のハーブをご紹介します

といっても、そもそも「体質改善」って何
というところですが、アレルギーの場合の体質改善は「免疫細胞を正常な状態に戻す」という事です

体内に異物が入ってきたら、それに対して攻撃するシステムが免疫活動。
しかし、その攻撃が異常になってしまって自分自身の血管壁に攻撃があたってしまい炎症しているのがアレルギー症状です。

鼻粘膜の毛細血管に攻撃があたって粘液が侵出してしまっているのが「鼻汁」。
目の毛細血管に攻撃があたってチカチカ痒かったり涙が出るのが目の症状ですね。
アトピーさんが痒いのもそうです。
皮膚の薄い部分、おもに関節の内側などに炎症が出やすいですね。

さて、そういった症状に対してはまた違ったハーブやアロマを選びますが、今日はそもそもの「免疫細胞の異常」を正常にもどすお話です。

で、免疫って何
はい

免疫とは主に血液中の白血球が担当していて、細かく言えばその白血球も色々な種類の免疫細胞に分かれ、仕事を分担して身体を守っています。
最近テレビでたまに聞く「ナチュラルキラー細胞」もそのひとつですね。

ということで、「体質改善」「免疫を正常に」「白血球を正常に」。
すなわち、血液を正常に、キレイにしてあげる事なのです。

私の講座に来て下さった方は聞いた事があると思いますが、「代替療法は連想ゲーム」
上手に連想して症状の大元をさぐったり、アプローチの仕方を探る事が大切です

というところで、今日ご紹介するハーブはこれ。
造血、浄血のハーブ。

クロロフィルがとっても豊富で、そのクロロフィルって血色素のヘモグロビンと構造が酷似しているため造血、浄血に繋がるとされています。

さ、なんだか分かりますか




ネトル
Urtica dioica
イラクサ科
使用部位 葉
主な成分 クロロフィル 鉄 カルシウム カリウム ビタミンC など
安全性クラス1

妊娠すると、「鉄剤」が処方される事って多いのですが、妊娠が判明したらネトルをいつものお茶やふりかけにプラスするといいですね~